約 1,447,230 件
https://w.atwiki.jp/jenes/pages/153.html
#blognavi もう、きっと見てもいないと思うが…書く事書いて置かないとね。 君が如何してこうなったのか、こういう事をしたのか。 正直、俺には解らないし、知らない事だ。 唯、君がもっくんを嫌いだったという事だけは聞いた。 人間、一度くらい誤った事をするし、 寧ろ、誤った事をしてない人間なんて居ないと俺は思ってる。 だから、君が借りパクして逃げたと聞いても 『ふーん。』くらいにしか思っていなかった。 他人事だと思って簡単に言ってる様に聞こえるかもしれないが。 俺は一度くらいなら、大体どんな事をされても許す方だ。 だから、こないだ君が尋ねて来て、 『装備を返して謝りたい。だから、連絡を取ってくれ。』 と、言ってくれた時、 素直に、その言葉を信じて色々と動いた。 俺は、もっくんのメルアドとか知らなかったから あねごに伝えて貰ったり、ココから送ってみたりしたけど、 もっくんは終わった事だから、如何でも良いって、 中々、取り合ってくれなかった。 それでも、俺は君のその言葉を信じたかったし、 何より、キチンと終わらせて欲しかったので連絡し続けた。 ようやく、もっくんも頷いてくれて、アスに呼ぶ事が出来たよ。 そうしたら、今度は如何だろう。君が居ない訳だ。 唯、居ないだけなら、夏休みだし、学生だ。 どっかに遊びに行ったり、旅行に行ったりで、 アスが出来ないだけなのかもしれないと思ったよ。 でも、知り合いの人からINしたよって連絡が来て、 君を尋ねてみたら、だ。 中の人が違う?友人?リアル知り合いじゃないけど借りてる? はあ?如何いう事だよ一体。 規約違反云々言ってるんじゃない。 そんな事は今この場では如何でも良い。 俺が言いたいのは、 俺は返すと言った君を信じて行動したのに、 その用件が終わる前に、 人にキャラを貸すとかいう事がオカシイだろう? って事だ。君にとって、その程度の事なのか? それとも返す気がなくなったのかは知らないけど。 確かに遅くなったし、ソレは済まないと思ってるよ。 けど、貸すなら貸すで、 そう、先に連絡しておいてくれても良かったんじゃないかね? 本当に中身が違うのか、 本人がすっとぼけてるかはコチラには解らない。 けど、そんな事は如何でも良いや。 君の言葉を信じた俺がバカだったって事だろ。 完全に俺は裏切られた訳だ。 俺だけじゃないよな? 真琳の言葉も君には届かなかったんだな。 …非常に長くなった。 もう、返す返さないは勝手にしろ。 但し、俺の居ない所でやってくれ。 アレだけの時間一緒に居たギルドの仲間、 それから、溜まり場の仲間… この人達を平気で裏切った君を許す事は出来ない。 君の言葉を信じた。 装備を返してくれれば、 その後は俺だけでも、今まで通り君と接しようと思った。 ソレも、もう無理だ。 君はソレだけの事をしたんだ。 ソレを背負って、この先は新しい仲間と勝手にやってくれ。 もう二度と3-6には顔を出すな。 以上。 ※みんなへ 嫌な文章を書いて、ゴメン。 けど、俺の今の正直な気持ちを知って貰いたかったんで。 今は、かなり凹んだので暫く居ないかもしれない。 別に俺が居て如何こうって事はないと思うんで、 何時もと変わらず、みんなで楽しくやっててw 俺にはシャクと三男との約束が在るんで、 このまま、居なくなったりはしないから安心して下さいな~。 では…また、その内^^ ※もっくんへ 俺の我侭で終わった事を穿り返して、 無理に付き合わせたのにゴメンな… 俺の力量じゃ如何しようも無くなったんで、 まだ時間はあるし、悪いとは思ったけど、勝手に終わらせた。 ケラスが誠意を見せて一人でやって来て、ああ言ったから、 俺も君とタイマンで会わせようと思ったけど、 先に裏切ってきたので… もう、君が会う必要は無いよ。 本当にゴメン…そして、ありがとね。 それでは…また、何処かで^^ カテゴリ [グラ] - trackback- 2006年08月21日 21 43 21 俺のことなのにいろいろ動いてくれてありがとね。そして今度こそもうINすることはないだろうけどここにはチェックしてるからなんか連絡あるときはこっちでよろしく~(メールでもいいけどw -- じぇね (2006-08-22 13 35 25) ま~ケロスのことは思ったとうりだったから何とも言えないけども、グラさんいないのは民家として痛いところなので、直ぐにでも戻ってきてくださいな^^;(ジェネさんも暇なら入れ~ -- サリュ (2006-08-22 18 40 16) 名前 コメント #blognavi
https://w.atwiki.jp/14sure74/pages/147.html
「――そろそろですわね。」 深夜、格闘大会の余熱が冷めた頃、ゲル・ドラン国境付近の路肩にアスは居た。 大きく緩やかな曲線を描く道の両側には、人気のない施設が軒【のき】を連ねていた。 アスが腕を組んで立っていると、一対の灯りが近づいてくるのが見えた。 灯りの主、ボックスカーゴがアスの目の前で停車する。 停車したボックスカーゴの運転席から降りてきたのはラスだった。 「お待たせしました。すみません、思ってたよりも準備に時間を取られまして・・・。」 「き、気にしておりませんわっ!わわ、私も今来たとこっ・・・!?」 「・・・えっ?」 「ななっ、なんでもありませんわっ!!」 (うわああーっ!何を言っているんですの私っ!『今来たところ』という台詞は待ち合わせの時の台詞ですわぁっ!!) アスは頭から湯気が出そうなぐらいに顔を真っ赤に染めて、ラスに背を向ける。 アスの不可解な行動に首を捻っているラスの代わりに、助手席から降りてきたタクトが本題を切り出す。 「・・・そろそろ、ネスが脱出してくる時間だな。」 「そっ!そうですわねっ。・・・って、貴方は、えっと・・・その・・・。」 「・・・やっぱ、ラスしか見えてませんでしたか、そうですか。」 ばつの悪そうな顔をするアスに、タクトは呆れ顔で軽く自己紹介をする。 そして、小さな溜め息を1つして、脱線した話題を元に戻した。 「でだ。もうじき時間なワケだが、準備は?」 「いつでもよろしくてよ。」 「・・・そっか、じゃあ頼んだぜ、アス・・・いや、アメリアさん。」 タクトはアスの冷たい視線に身の危険を感じ、あだ名で呼ぶことを躊躇った。 アスは笑顔で頷くと、ウエストポーチのような物から輝石を1つ取り出す。 アスの掌で一瞬だけ淡く光った輝石は、細長くて丸い物体へと変化した。 「バ、バズーカ!?」 「・・・『ばずーか』?コレはそんな、ヘンな名前ではありませんわよ?」 「えっ!?・・・あっ!あぁっ!?・・・えーっと・・・」 「ハッ!ハンドカノンですよねっ!アメリアさん!!」 タクトの正体を隠しておきたいラスが、半ば強引にフォローに入った。 アスはもう少し問い詰めたかったが、彼に与える心証を考え引き下がることにした。 アスはハンドカノンの引鉄を左手に持ち、本体を肩に担いで固定する。 そして、曲線の出口付近にある小高い塀に囲まれた、一見すると単なる教育施設のような建物に狙いを定めた。 「・・・さて、本選の借り、返させて頂きますわっ!!」 アスは怨みを込めて引鉄を引いた。 小さな爆発音と供にハンドカノンの後方から煙が噴き出す。 その直後、轟音と眩い閃光を発して件の建物の一部が倒壊した。 アスは間髪入れず再度引鉄を引く。 ハンドカノンは再び件の建物の一部を倒壊させた。 アスはハンドカノン用存在可能時間延長の輝石を、右手でハンドカノンに使用しつつ何度も引鉄を引く。 (ちょっ!アメリアさん!それやりすぎじゃね!?) (あの・・・。それは少し、撃ち過ぎかと・・・。) アスは底知れぬ恐怖を湛えた笑顔で引鉄を引き続ける。 その様子に気圧され、タクトとラスは思いを口にすることができなかった。 建物周辺の空に赤い滲みを一頻り作った頃、その滲みを背に三人の元へ何かを怒鳴りながら人影が近づいてきた。 「おいコラ、アス!!やりすぎだぞ!!アンタ、私ごとぶっとば・・・」 「15秒早いですわっ!大方、我慢しきれず勝手に仕掛けたのでしょう!?気配で分かりますわっ!!」 「・・・わりぃ。」 ネスは自分の抜け駆けをずばり言い当てられ、苦笑いで謝る。 「まっ、その、なんだ。そのお詫びっちゃぁ・・・なんだがよ。」 ネスはラスとタクトの乗ったボックスカーゴの後部座席に入り込みながら目配せをする。 「・・・今回だけは、大目に見て差し上げますわ。」 アスは最後部座席裏の荷物置き場に陣取り、最後部の扉を開け放つ。 「うっし!全速力だ、ラス!」 「了解です!後ろ、頼みますアメリアさん!」 「よろしくてよっ!」 ラスは思い切りアクセルペダルを踏み込み、ボックスカーゴを発車させた。 その直後、後方から追いかけてくる幾つもの前照灯の光と鉛の弾。 「うふふっ♪狙い撃ちですわっ♪」 アスはハンドカノンを傍らに放り棄てると同時に、別の輝石を発動させる。 一瞬で形を変えたそれは、銃架付きのマシンガンだった。 アスが引鉄を引くと、耳を劈く連射音と甲高い衝突音がカーゴ内に響き渡る。 その音が収まる度、後方から追いかけてくる前照灯の数が2つ、4つと消えていった。 ~~~~ 「――えっ!?そ、そんなっ!!」 国境付近の施設街を、国外方面へと抜け出たラスは自分の目を疑った。 目の前の草原地帯には何時の間に回り込んだのか、後方からしつこく追いかけてくる者と同種の気配を纏った者達が待ち伏せていた。 ラスは思わず速度を落とそうとする。 「速度を落とすな!最高速度で突っ切れラス!」 ネスの怒号に促され、ラスは再び強くアクセルペダルを踏み込む。 ボックスカーゴは最高速度で、前方の待ち伏せしていた者達の中に飛び込んだ。 大型、超重量の凶器と化したボックスカーゴに、彼らは思わず道を開ける。 「――うっし!行くぞ!アス!!」 「貴女の指図は受けませんわ!でも、此処は私も行きますわ。」 「えっ!?行くって、何をしに行くんですか!?」 「ここいらで決着を付けてくらぁっ!国境出た辺りで待っててくれ!じゃっ!」 「あっ!ちょっと!二人とも、待って下さいよーっ!!」 ラスの制止も聞かず、二人はボックスカーゴから飛び降りる。 そして、慌てて追撃をしようとする者達に向かって強襲を開始した。 ~~~~ 「・・・さて、と。全部片付いたな。」 「そうですわね・・・。」 あれから1時間弱。二人の周りには動かなくなった人の丘が幾つも形成されていた。 二人は同時に深呼吸をして向かい合う。 「・・・じゃっ、やりますか?」 「あらっ?あちらの世界へ持っていくお土産を買う時間は、要らないのかしら?」 「そーだなぁ・・・。アンタが私より強かったって話題だけで十分だぜ。・・・ま、その必要はねぇと思うが。」 二人は不敵な笑みを浮かべながら其々の武器を構える。 「・・・恨みっこなしだぜ?疾風銃狂!!」 「その言葉、そっくりお返し致しますわ!化物人間!!」 アスは後方へと飛び退きながら、両手に持ったハンドガンを交互に連射する。 ネスは避け切れなかった物を剣の腹で受け止めつつ、左右に素早く移動しながら突撃する。 瞬く間に至近距離へと近づかれたアスは、彼女の予想以上の速度に驚愕しながらも、水平に走る剣閃を紙一重で避ける。 そして、ネスが次の攻撃を放つよりも早く、ハンドガンの銃口を向け引鉄を引く。 ネスは攻撃の中断を余儀なくされ、舌打ちをしながら一旦距離を離す。 両手のハンドガンを投げ棄てたアスは、アサルトガンの小型版、ショートアサルトガンを召喚する。 ショートアサルトガンの火線が、不規則な軌道で逃げるネスを追いかける。 その隙にアスは空いた右手に散弾を撃ち出すガン、スプレッドガンを召喚した。 「――貰いましたわっ!」 「ちぃっ!?」 ネスをショートアサルトガンで真正面へと誘導したアスが、右手のスプレッドガンの引鉄を引いた。 無数の鉛弾が一斉にネスへと襲い掛かる。 ネスは剣を高速で回転させ、直撃軌道上の弾を全て叩き落す。 「・・・って、おい!マジかよっ!」 ネスが鉛弾を叩き落していた間に、アスはアイアンカノンの発射準備を整えていた。 アスは勝ち誇った笑みを浮かべ、引鉄を引いた。 轟音と供に発射された、拳よりも大きな鉛弾が牙を剥く。 「――なっ!?なんですってぇっ!!」 ネスは剣の腹で鉛弾を受け止める。 そして、そのまま力づくで剣を振り抜き鉛弾を打ち返した。 打ち返された鉛弾は、アスの顔を掠めるように飛んでいった。 「でっ、出鱈目ですわぁっ!!」 「うるせー!至近距離からあんなもんぶっ放してくるようなヤツに言われたくねぇー!!」 ネスはアスが愕然となっていた隙に懐へ飛び込み、渾身の連撃を浴びせる。 虚を突かれるような形になったアスは、捌きながら慌てて次の一手を考える。 「コレで、終わりだっ!!」 「くぅっ!!」 ネスは剣を袈裟懸けに振り下ろす。 しかし、アスの身に刃が触れるか触れないかの位置で剣は突然止まった。 「・・・いやぁ~参ったぜ。まさか、ハンドガンを自作してるとはなぁ。」 アスの左手には銀色のハンドガンによく似た物体が握られていて、ネスへと向けられていた。 「・・・で、どーすんだ?引き分けにすっか?」 「・・・そうですわね。」 二人の間に冷え切った空気が漂う。 「決めましたわ。私は・・・。」 アスは一度言葉を切って、呼吸を整えてから言葉を続ける。 「勝ちたいですわっ!!」「奇遇だなっ!!」 二人の声がほぼ同時に響き渡り、乾いた音と肉が切られる音が鳴った。 ~~~~ 「・・・んっ・・・・・・んんっ・・・・・・。」 「おっ、二人とも気がついたか。」 「・・・タクト!?――ぐっ!?」「・・・タクトさん!?――づっ!?」 ネスとアスは同時に上半身を起こすと、痛みを感じた部分を手で押さえて再び横になる。 「無理に動かねぇ方がいいぜ、ラス曰く『息があるのが奇跡』ってヤツだからな。」 それから、タクトは現在に至るまでの経緯を説明する。 あの後、中々合流場所に来ない二人を心配したラスは、タクトを連れ二人と別れた所まで引き返した。 そこで二人は、瀕死の重傷を負って倒れている彼女達を発見した。 ラスは手馴れた様子で応急手当てを施すと、タクトと協力して二人を最後部座席を倒して作った場所へと固定する。 そして今、都方面に医療施設を探しながら移動している最中であった。 「・・・そっか。やっぱ、あの後私も倒れたのか。くそー・・・もうちょっとで私の勝ちだったのに。」 「あらっ、違いますわよ。あの時はもうちょっとで私の勝ちでしたわ。」 「・・・なんだと?」「・・・なんですの?」 二人を取り巻く空気が、急激に温度を下げ蜷【とぐろ】を巻いていく。 しかしその時、ボックスカーゴが大きく撥ね二人の身体を僅かに宙に浮かせる。 「・・・ああ、すみません。この辺りはあまり整備されてないせいか、おうとつが激しくて。」 運転席からラスは二人に謝罪の言葉を述べる。 しかし、そこには全くと言っていいほどに感情が篭っていなかった。 「ラスっ!アンタ、態とやりやがったなっ!!」「ラスさんっ!態とやるなんて酷いですわっ!!」 二人は傷口を押さえながらラスに食って掛かる。 ラスは言葉を返す代わりに、更に数回ボックスカーゴをおうとつに乗り上げさせた。 「わっ!分かった!引き分けってことにしとくからよっ!!」 (ラスぅ~・・・後で覚えてろぉ~・・・。) 「わっ!私も!そういうことにしますからっ!お願いですわっ!!」 (あっ、でもラスさんにならもう少し苛められ・・・って何を考えているんですのっ!?わ、私はノーマルですわっ!?) ラスの実力行使に、堪らず二人は休戦をラスに誓った。 (全く、貴女達は本当に生きているのが不思議なくらいの重傷者ですよ。後少しでも処置が遅れていたら二人とも・・・。) ラスはバックミラー越しに二人の様子を確認する。 最後部は内外の光を遮断していたため薄暗く、二人を表情までは確認することができなかった。 しかし、二人を取り巻いていた不穏な空気は消えているようで、ラスは安堵の溜め息を漏らす。 そして当初の予定通り、二人の傷を気遣い、できる限りおうとつの小さな場所を走ることにした・・・。 ~つづく~
https://w.atwiki.jp/aaabbb/pages/69.html
「ごめんね・・・ シンジ」 そう何度も繰り返し泣き続ける。 「それは違うよ アス・・・」 シンジも弁明しようとするもアスカの唇が止めに入る。 アスカは彼の謝罪を止めると、また、自ら言葉を続けていく。 「アタシ・・・ 家庭の味、作れなかった。 また、余計なプライドのせいで・・・」 「独りよがりの、気持ちの入りきれていない、アタシそのものの味になっちゃった・・・」 シンジは嬉しかった。 結婚前のアスカなら、この様に誰かに弱みを見せることなどは決してしなかったはずである。 それが自分に対して遠回りはしたものの打ち明けてくれる。 頼りにされているのではないかと思うと尚更、嬉しくなってきた。 そして、自らも彼女の意思に答えるべく口を開く。 「でもね、アスカ。家庭の味ならさ・・・僕だけじゃ無理だし、今度からは一緒に作ろう」 「うん・・・ アタシからもお願いするわ・・・」 そう言葉を交わすと、今度は互いの想いを確かめるように静かに抱き続けた。 しばらくして、ふと思い出したかのようにアスカが静寂を打ち破る 「そう言えば、シンジ。 アンタ、アタシに嘘ついたわね?」 「うっ・・・ ゴメン」 「ううん、いいの、アタシもアンタに隠し事してたから、それでお相子にしてあげるわ」 「???」 そう、『肉じゃが』を作ろうとアスカが思った、もう一つの理由・・・ 「二ヶ月目だって、この前、病院で調べてもらって判ったわ」 「はぁ!?」 思考が一瞬のうちに止まるシンジ。 「ばぁ~か、・・・本当はね、シンジの誕生日に言って驚かすつもりだったケド・・・」 そして、アスカはいつもの笑顔でこう続けた。 「シンジ! ちゃんとアタシに料理を教えなさいよ! 今のままじゃアタシ、母親の味なんて出せないんだから!」 END
https://w.atwiki.jp/taikaisyu/pages/73.html
※ネタバレ注意 作中世界年表 第一部~第二部までの情報を元に作成した年表です。第三部以降の内容を反映したものは年表(第三部)を参照ください。 作中の年代については意図的にぼやかされていますが( 参照 )ここでは西暦2000年頃としました。 第一部開始前 + ... 「時期」は第2部の年(ルーサー20歳、実ら小6)を基準にしています。 時期 確定的な連続事象 前後関係の不確かな事象 主な話数 時間軸も因果律も無い時代 ・原典からヘイム、司神の誕生 1-27 帰還 神話に等しい太古の昔 ・司神、四大神獣を生み代理戦争・レイス、多くの四大神獣を胎界へ送還 2-09 封印塔 ・司神の胎界の絶対素数化、神獣石の大量発生 自己復元時代 ・悪魔及びリョースが自己復元、生成世界統治 ・死の神獣が自己復元 ・四大神獣らが司神から解放 ソロモン以前 ・帝王率いるドヴェルグ帝国と管理者率いるアルティリスによる塔戦争 3000年前 ・ソロモン、『箱』を開く ・ゼブブ、ベールフェゴール発狂・ソロモン、ソロモンの鍵を記し、賢者の石を壊す・古代イスラエル王国の発展、司神や魔王を支配・アスタロトがソロモンの指輪と占有胎界を受け継ぎ、その後すぐロックヘイムで紛失? ・ソロモン、存在級位を上げすぎて原典へ墜ちる 2600年前 ・アイソーポス活動 2500年前 ・釈迦活動 2000年前 ・キリスト活動 大惨事前 ・ピュア、インフルエンス末端組織等をうろちょろする 大惨事(数百年前) ・テオブロマでソロモンの鍵を読んだオルク人からソロモンが帰還、ハデス・エキドナが降臨 ・骸者対策協議にアドニスが同行 2-0 バンシー牧場 ・骸者のソロモンヘイム侵攻・インフルエンス総統ドロクロド、殺技軍団を結成 2-11 湯祭場 ・ソロモン、アスを創った後原典に戻る 大惨事後の混乱期 ・ほとんどの神獣石が回収され生体金庫に・ハッグ、ボリック家三姉妹に賢者の石で躰化の術をかける・どさくさに紛れて観測塔が破壊される・第一次殲滅部隊、カポックに戦争行為を仕掛けリョースの怒りを買う 100年くらい前? ・ピュア、ロックヘイム訪界 ・東郷家、西南戦争で斬首を免れる(現実では150年程前)・ハウスマン、ベリアル派ヘッド副総統になる・HEAD三派閥ポーカー ・ピュア、キナモムムの精神施療院を改革 2-06 キナモムム精神施療院 ・ピュア、ジャルグを懐柔しミスティリカ宝物庫から神獣石入手・レプラ、ピュアへの復讐を決意 2-05 封印場 ・ピュア、ハッグにソロモンの鍵と神獣石を献上し懐柔 2-06 キナモムム精神施療院 ・ピュア、骸者と結託 2-10 骸者連合国カポック ・骸者、ハッグらに賢者の石を渡しアラスカで躰化実験を命じる 2-07 合成躰化妖精ナックラヴィー ・ピュアら、アラスカで躰化実験、イヌイットに賢者の石を盗ませる、イヌイットはアサバスカンインディアンに賢者の石を託す ・ウェンティゴ、賢者の石を取り戻すためアラスカに残る 50年くらい前? ・主水、モンドを建国 ・善、西海道を統一 2-14生体金庫 ・ノリスケ、ハロウィンにロックヘイムへ・アス、ハッグの宝物庫から本を盗み出す 2-0 バンシー牧場(世界地図にモンド) ・正ゼブブ、夢でピュア・ハッグに接触・アス、ハッグから次元の指輪を奪いソロモンヘイムへ逃走、アスタロトと誓約 ・正気ゼブブ、アスをヘッドの暗殺リストに上げる・三派閥合同アタック(東郷家はまだ極東の小さな新興勢力) 1-26 無責任飛行 30年くらい前? ・稀男(ニス)誕生、凡蔵夫妻の子供と取り替えっ子・ソロモン,凡蔵夫妻に干渉、稀男に「ピュアのもとまで運べ」と植え付ける ・獅子屋、故郷のアラスカを離れ、賢者の石を持ち正義についていく・レックス、リーブに付きまとわれ始める・レックス、善と初対戦、影男班長死亡(善、習慣を半世紀) (*) (*) ・一夫、善を襲撃、正義と共に棒打ちを受ける 1-1 使い魔 ・稀男小学1年生、人魚姫を読む ・稀男7歳で死亡。凡蔵夫妻が公園墓地を去る・稀男復活。禅寺のジジイに育てられ人格形成 2-15 胎界主ピュア 20年前 ・ルーサー誕生 14年前(ルーサー6歳) ・レックス、ルーサーの異母兄を殺害、ルーサーの頭を割る ・東郷家の台頭により大亜州の基軸通貨が円に(十数年前)・獅子屋、禅寺で天肢の血を飲む・レックス、善を殺害?正義が当主になる 1-23 誕生日 12年前(ルーサー8歳、実ら誕生) ・ルーサー、ヘッドに入る・徳、勇を身ごもり東郷家を離縁 10年くらい前? ・ルーサー、アスを襲撃、ソロモンと接触、アイン発狂・リーブ、大武ともめる・大武ら、騎士編成の別部隊としてロックヘイム訪界、レイスと遭遇し全滅、スペクターに躰化 ・聖子、夫を殺される 2-12 観測塔 ・リーブ、レックスに殺害され、トンネルに自縛 数年前 ・ウェンティゴ、賢者の石のありかを突き止め、アサバスカン・インディアンを襲撃 第一部 + ... 「時期」は第2部の年(ルーサー20歳、実ら小6)を基準にしています。 時期 確定的な連続事象 前後関係の不確かな事象 主な話数 本編開始直前 ・狂ゼブブ、アスの塔からソロモンの鍵を盗み憑魔の肉体を破壊 ・正ゼブブ、メフィにソロモンの企みを話し、稀男との誓約を仕向ける ・正ゼブブ、ソロモンの鍵をレプラに渡し、稀男をベリアル派と誓約させるよう命じる 2年前春(実四年生) ・稀男、実経由でレプラからソロモンの鍵を入手 1-01 使い魔 ・ベリト、実に還される ・人面疽、稀男に還される 1-02 人面疽 ・夢魔、稀男に還される 1-03 夢魔 夏?(半袖) ・影男、メフィからレプラ経由で命を受け、実に傀を仕込む 1-04 たましいの扉 ・稀男、メフィと仮誓約 ・ニキ、連合から渾菜組に派遣され、若いモンのケツを堀りまくる・ニキ、天肢の血の情報を入手、禅寺で躰化・ニキ、渾菜組と対立、稀男らの策略により逮捕される 1-05 天肢の血 ・憑魔、美穂に取り憑くが、稀男に還される 1-06 憑魔 秋? ・河鍋、借金の型に妻を取られる 1-07 遅刻(落ち葉の季節) ・河鍋、狂ゼブブと誓約し時間停止装置入手、伊豆金融を襲う ・稀男、河鍋と交戦、時間停止装置入手 冬 ・仁、西鮎世高校へ転入 1-08 球体使い ・二郎、仁と交戦後入院・仁、二郎の評価を西海道へ伝える ・久松組の跳ねっ返りが仁の暗殺未遂 ・徳、情に当主になるよう依頼 ・仁、稀男と交戦後自殺 1年前春 ・実の担任、児童への性的暴行による逮捕から逃れるためヘッドと誓約 1-09 インプ(実五年生、新学期) ・羊谷、ベリトの敵討ちのため実らのクラスに転入、稀男に還される 夏 ・狂ゼブブ、ルーサーに稀男の殺害を命じる 1-10 ヘッド(アイスの季節) ・ルーサー、稀男と交戦後偽装死 ・ルーサー、バーコード親父に襲われる・狂ゼブブ、稀男にアスとの面会を依頼、ルーサーに稀男の保護を命じる ・クリム、メフィの命で稀男との誓約に臨む・純子、ロリムにキスをする 1-11 サッキュバス ・レプラ、稀男に初接触、マナの使い方を伝える 1-12 運ぶ力 ・小学生の間で稀男が猫を撃ったことになる・稀男、罰犬を撃破 ・影男、大欧州で稀男と罰犬の件を報告、稀男が真の胎界主の可能性有とされる ・一夫、渾菜に久松組を譲る 1-13 影男 ・影男、高校に顔を出す、大欧州の件をレプラに報告 ・影男、日奈子を強姦した渾名組組員らを殺害 ・弩滋、渾菜に会う ・影男、団十郎に捕まる・正義、ゼブブから善殺害がレックスによるものと知らされる 1-14 壊す力 ・高村、獅子屋の指示で逃げる・正義、鮒界市で聖子から仁の死を告げられる ・東郷、善殺害容疑でレックスを追い始める ・正義、渾菜・一夫・高村・獅子屋を殺害・聖子、正義を殺害 ・稀男、助ける者をやめ親切なお兄さんになる 秋 ・聖子、棒打ちを受けた後、当主代理に就任 ・ピュア、記憶ロックを外してアス討伐に動く・ジャルグ・シャクヨウ・ポォ・ルゥ、ピュアとハッグの命でアスを倒すためソロモンヘイム訪界 ・シャクヨウ・ポォ、ルゥと共にアスを襲撃、次元の指輪といのちを奪われる・レプラ、この件を正ゼブブから聞かされる ・ルゥ、ルーサーらを襲撃、稀男に殺害される(ヴァンパイアの3ヶ月前) ・シャクヨウ・ポォ、アラスカのウェンティゴを訪ね、賢者の石奪還後アス襲撃に協力するよう要請 1-15 躰化の術 ・獅子屋の遺言で記念撮影 ・東郷の球体使いがウェンティゴ討伐に動くが返り討ち・アサバスカン・インディアン、正義・獅子屋を要請する ・稀男、アラスカを訪れる・ピュア・ウェンティゴ・井戸の連中が夢で協定・シャクヨウ、ウェンティゴから稀男の情報を得る 1-16 ウェンティゴ ・稀男、ウェンティゴを倒す・純子、セリアとセックス・稀男、賢者の石を入手 [2週間前]・シャクヨウ・ポォ、鮒界市に潜伏 ・シャクヨウ、井戸の連中と交渉 1-17 ヴァンパイア(柿がなる季節) [1日目]・シャクヨウ、照子のフォイゾンを吸い拉致監禁 [2日目]・照子監禁中 [3日目]・照子死亡 [4日目](朝)・ポォ、理子に接触するも相手にされず、女木常のフォイゾンを吸う・女木常、鮒界市住民のフォイゾンを吸いまくり、学校に遅刻(夕方)・シャクヨウ、女木常を操り稀男に接触・シャクヨウ、ジャルグからウェンティゴの敗北を知る・照子、ノーマルヴァンパイアとして復活(夜)・対骸者予防部隊、鮒界市を訪れレプラに接触・照子、屋敷から逃走し入院中の二郎に助けを求める [5日目](朝)・照子、朝日に食われ死亡(昼)・骸者予防部隊、シャクヨウを襲撃するが返り討ち、ルーサーらに倒される(夜)・ポォの自殺により、女木常や鮒界市住民の躰化が解ける・稀男、シャクヨウを倒す ・レックス、鮒界市を来訪、リーブに接触 1-18 出口 ・稀男、リーブを倒す ・東郷、レックスを探すため忍と接触・レックス、39歳の誕生日を迎えた忍を殺害する 冬 ・東郷、レックスを探すためルーサーと接触・レックス、翔に接触 ・アス、殲滅任務でロックヘイムへ 1-19 絶対失敗神獣グレムリン(こたつでみかん) ・ジャルグ、稀男から賢者の石を受け取りハッグに報告するが、稀男の策で死亡・東郷、レックスを探すため翔と接触、レックスに殺害される ・狂ゼブブ(ソロモン)、アスの複躰と接触し自我を伝染、ルーサーにけしかける ・アスの複体、本奪還のためルーサーに接触・正ゼブブ、稀男に塔の男に会わないよう依頼 1-20 塔の男(バレンタイン) ・稀男・ルーサー、複体と交戦 ・アス、ハッグ・ナックラヴィーと交戦中に塔に帰還、稀男・ルーサーと交戦 ・サタナキア配下の夢魔、純子に取り憑く・稀男、純子・井戸の連中を沈め女体恐怖症を完治、「親切なお兄さん」から「ふざける者」へ切り替え 1-21 人でなしの夢 ・ルーサーフリチン事件 ・ベリアル派がルーサー獲得に名乗りを上げる・稀男とメフィの仮誓約が取り消され、メフィに稀男との独占誓約権が譲渡される 春 ・ニキ、獅子屋の手引きで出所する・ニキ、禅寺を襲うも返り討ちにあう 1-22 暴れる力(菜の花の季節) ・ニキ、久松組事務所を荒らして周り笑作に捕まる→稀男に金を無心→文房具屋を襲い路上詩人になる→二郎を強姦未遂 ・ニキ、正ゼブブの指示で禅寺を襲い天肢の血を入手・正ゼブブ、ソロモンに認識されていることに気付く、ニキに知恵を授けアス殺害を仕向ける ・ニキ、稀男・ルーサー・アスと交戦、自我崩壊 ・殲滅任務はアドニス主導のもと、稀男のたましいを奪ったハウスマン擁するベリアル派と、アス含むルキフグ派の合同で行われることになった ・メフィ、ゼブブの専有胎界でソロモンの話を聞く 1-23 誕生日 ・ハウスマン・丸、傀として召喚される・メフィ、丸の鏡でルーサーと移籍交渉・ハウスマン・丸、ファミレスでアスと交渉 ・ハウスマン、街ブラ後、稀男と交戦 ・稀男・ルーサー、メフィに地獄へ幽閉される・稀男、正ゼブブとの会話を思い出す 1-24 魔王メフィストフェレス 1-25 生成世界の奇蹟(ルーサー20の誕生日) ・ソロモン、アスの傀を入り口にメフィに干渉・ゼブブ、第二階層でソロモンの干渉に気づく・メフィ、命を1つ失いゼブブとの会談を思い出し、殲滅任務をアスに一任する ・ソロモン、町田の兄貴分の男を媒介に正ゼブブを倒す・二郎ら、ルーサー救出に向かいアスと遭遇 ・アス、アスタロトから本物の次元の指輪を借り、レリム経由でクリムに稀男らの救出を依頼 ・ソロモン、リリスを起こす・ベリト、リリスの保護を命じられる ・アス、ベリトに2つ貸しを作る ・公務員地獄社会到来 ・メフィ、ゼブブの胎界で会談・二郎、西海道へ 1-26 無責任飛行 ・稀男、ルーサーを連れ戻すためアスと共に召集島へ ・アドニスと情、アスに捕らえられる ・ゼブブ、 に接触、自我崩壊 ・稀男ら、鮒界市で挨拶回り・勇の西海道転校反対の署名活動が始まる ・メフィ、ゼブブの専有胎界を調査・メフィ、模様替え・アスタロト、ベリトとアスの誓約を無効化、メフィと対話 1-27 帰還(ロックヘイム訪界前日) ・メフィ、アリムをソロモンにけしかけ寝室で学芸会 第二部 + ... 「時期」は第2部の年(ルーサー20歳、実ら小6)を基準にしています。 時期 確定的な連続事象 前後関係の不確かな事象 主な話数 第2部開始前 ・ピュア、ハオウを勧誘(ファージャルグ戦より後?) * ・サルム、銀行業が管理者にバレる・賢者ら、調整のため奔走する・ボリック家はあおりを受けて弱体化、ハッグは損害回避 ロックヘイム訪界初日(次元の指輪開穴日) ・稀男ら、リョースと謁見、魔法則管を没収される・アス、東郷をたわけた一族呼ばわり、銀行口座凍結・サルム、銀行騒動の調整として保険業の設立を提案、リョースに却下される・メフィ、リョースにアスの殺害を依頼 2-01 管理者リョース ・稀男ら、駆除師登録、ドラゴン捕獲の仕事を受けドラゴンと交戦、アス死亡 2-02 徒弟手配師ハン・バーグ ・ハインツ、予定が早まりカリテとともにキナモムムからヨウへ 2-03 徒弟治療師レンタ・リース ・稀男ら、施療院でアスを蘇生・リースとバーグ、殲滅部隊入り ・アス、ハインツと面会・サポロ、追放刑、骸者に襲われる 訪界2日目( 昨日は泣いたり~ のセリフから) ・ンチャボコ発狂、家族にキナモムムへ連れて行かれる 2-04 剣師ハオウ・シャミール ・ハッグ、ピュアに殲滅部隊の訪界を伝える ・ハオウ、ノブロの心を切る ・稀男ら、中型鄙の開拓任務でハオウと交戦 ・稀男ら、ヨウに戻り報告、封印場攻略依頼を受ける・リース、セレで怪我人多数のため治療応援へ ・ハオウ、ピュアに報告、うさぎとかめの話を聞く 2-05 封印場 ・モーグ、ミスティリカの本部へ、明日中に成果を出さないと降格処分と伝えられる・モーグ、ドナルグから封印場の情報を掴まされる 訪界3日目( 昨日のアレ~ のセリフから) ・稀男ら、クンサカに挨拶 ・ピュアがンチャボコの夢を訪問 ・稀男ら、封印場攻略・ソロモンのガス抜き、それを見る とピュア ・稀男ら、手配師本部に封印場攻略情報を報告、情報ロック 2-06 キナモムム精神施療院 訪界4日目( 昨日しくじった のセリフから) ・ドナルグ・ダーグ、ヨウへ引き返す・稀男ら、モーグから情報のを受け施療院院長を訪問 訪界5日目? ・稀男ら、ケルベロス駆除任務、新種ネプリ果実発見、ナックラヴィーと交戦 ・ドナルグ、セレで無茶な居住区開拓開始・ハッグ、ブーデを呼びつけ、銀行の損害を補償する代わりバンシーの待遇改善を要求・ハッグ、狼男を廃棄・ピュア、ナックラヴィーに伝言を託し稀男にけしかける 2-07 合成躰化妖精ナックラヴィー 訪界6日目? ・アス、ヒュドラ退治・リース、セレへ派遣・稀男ら、キャバクラ ・リルリニス、恋の妖精としてハナに協力・ガルウ・レムレス、サエナらを襲撃・ベリト子爵に昇格、フルカス男爵に降格・メフィ、三派合同謁見、ベールにゼブブの専有胎界立ち入りを禁止される 2-08 親方料理師ハナ・コオ ・稀男・ルーサー、夢見場へ 訪界7日目? ・稀男、魔法則師養成場でチズと会う ・バーグ、サテュロス退治の手配 ・稀男、凡蔵庵を結ぶ ・アス、キマイラ退治任務、アカロらとかぶる ・モーグ、ドナルグの妨害を止めるため本部へ ・ルーサー、ゴルロらと性風俗へ、追い出される 訪界8日目? ・ハインツ、ボリック家に面会 ・ブーデ・ハインツ、管理者謁見、キナモムムの実権をブーデに引き継ぐ・ブーデ、殲滅部隊を追い返すようハインツに命じる ・ハインツ、殲滅部隊への支援終了 ・稀男ふざける決断 ・稀男ら、ミスティリカへのピュア捜索依頼を取り消す ・ハッグ、ピュアに殲滅部隊の懐柔失敗を報告 ・サエナ安否確認される ・サポロ、リルリニスを殺害・デュラハン・デカトン、ピュアに会う 2-09 封印塔 訪界9日目? ・稀男ら、封印塔攻略 ・セレの派遣所に停止命令、カリテ治療される ・ハオウ、空の掌を見る ・デュラハン・デカトン、ファントム・ドローネを起こしに行く・ファントム・ドローネ、夢想胎界深層へ 2-10 骸者連合国カポック 訪界10日目? ・アス、チズに会う・稀男、オリハルコンでモーグにピュア捜索の裏依頼 ・稀男ら、サエナの見舞いに行く、レムレスとガルウの情報を得る 2-11 湯祭場 ・モーグ、ハオウの真命を入手・稀男、ササヤンさんからピュアの話を聞く ・ルーサー、ササヤンさんに頼み込みムッチュリ淫夢 訪界11日目? ・稀男ら、観測塔侵入・ソロモン、ルーサーに自慢話・稀男・リース・オニオング、ピュアの根城の位置情報取得 ・ゼントら、ガルウに殺害される 2-12 観測塔 ・稀男、レムレスと交戦、食殺刑に・純子、ロッカーから出てくる 訪界12日目? ・アス、真法則管を取り戻すためリョースやハインツに会おうとするも拒否される・モーグ、ベッカーグからピュアの偽情報を掴まされる ・デュラハン、デカトンを稀男らへ遣う・デュラハン、ヘヴの沖合に流れ着いた生体金庫を発見・リョース、レイミアを煽る・ガルウ、狼男破棄にキレる・レイミア・デュラハン、ピュアのアジトへ・ピュア、ハオウ・ハッグを稀男らに遣う 2-13 死の神獣レイス ・稀男ら、デカトンのスペクター・スペリヴらと交戦 ・稀男ら、デカトンと交戦 訪界13日目?(次元の指輪開穴日) ・ハッグ、・ハオウ、レイミアの限定胎界に到着 ・レムレス復活・生体金庫、湾に停留 ・主水、殲滅部隊に魔法則管を返還 ・ピュア、カノカニスに伝言を託し他のバンシーは避難させる 2-14 生体金庫 ・稀男ら、カノカニスからの伝言を聞きピュアの根城へ ・レイミア、リョースを封じる ・生体金庫攻略開始 ・デカトン、レムレスに増援要請 ・稀男ら、ルイコ隊と交戦後、ピュアの部屋へ ・生体金庫倒攻略完了 ・稀男ら、殺技軍団と交戦・ハッグ、神獣石回収 2-終 胎界主ピュア ・司神降臨 ・稀男らソロモンヘイムへ、ピュアら、ロックヘイムにとどまる 第二部の日数について 稀男達がロックヘイムにいたのは、ロックヘイム時間でおよそ13日間(ソロモンヘイム時間で39日間)。 ただし「ハナ・コオ」回などの描写されていないところで数日経過している可能性もある。 + また第三部の情報を元に考えると、 また第三部の情報を元に考えると、ピュアによる司神降臨後の短期状態復元期(999日目)がソロモンヘイムの暦で1月7日であることから、司神降臨日は4月14日ごろ、稀男達がロックヘイムへ行ったのが3月7日ごろとなる。 (ただしソロモンヘイムとロックヘイムで時間の進む速さが同じとした場合) 現実世界年表 作中で言及された現実世界での出来事をまとめました。時代考察などの参考に。 + ... 西暦 出来事 作中リンク 1億4500万~6600万年前 白亜紀 作中世界から6500万年前 BC1250頃 モーセ活動 BC1011-931 ソロモン活動 BC619-564 アイソーポス活動 BC600-400 釈迦活動 BC500-200 ヨブ記成立 BC6-4 キリスト活動 1600頃 シェイクスピア、ハムレットを発表 作中世界から数百年前 1666 伽婢子九巻に人面瘡の伝説が記される 1769 ナポレオン・ボナパルト誕生 ピュアは700歳のナポレオン(冗談) 1806 ゲーテ、ファウストを発表 ゲーテに劇化され 1877 西南戦争 東郷家は西南戦争で斬首をまぬがれた麓郷士 1886 ニーチェ、善悪の彼岸を発表 汝が久しく深淵を見入るとき~ 1887 コナン・ドイル、緋色の研究を発表 ホームズ隊長さんの推理を聞こうや 1890 フレイザー、金枝篇を発表 「金枝篇」に記した魔術の基礎原理だ 1921 ウィトゲンシュタイン、論理哲学論考を発表 語りえぬことについては~ 1929 アンダルシアの犬公開 目をカミソリで切るシーンが有名 1935 美輪明宏、誕生 テレビで美輪アキヒロが言ってたしさ 1936 マーガレット・ミッチェル、風と共に去りぬ発表 翻訳されロックヘイムに流通 1945 アドルフ・ヒトラー死亡 旧超大国の大量殺戮者 1950 カール・ゴッチデビュー 神だよプロレスの神様を知らんのか 1953 ハリー・トルーマン死亡 旧超大国の大量殺戮者 ヨシフ・スターリン死亡 旧超大国の大量殺戮者 1958 1万円紙幣C号券が発行される レックスから翔に手渡した 1969 カールうすあじ発売 やっぱガールは「うす味」なんだよ 1970 戸田奈津子、翻訳家デビュー トダナツを女王の座からひきづりおろしてやる 1971 ダーティハリー公開 俺の宗教観は『ハリー・キャラハン』の人種観と同じだよ 1972 手塚治虫、奇子を発表 検索キーワードは奇子でゴー 1976 毛沢東死亡 旧超大国の大量殺戮者 1981 ホンダCityCM放送 ほんだっほんだっほんだっほんだっ 1983 カロリーメイト発売開始 バランス栄養食 1984 スペランカー発売 『スペランカー』クリアーしたことあるんかい 1985 大角玉屋、いちご大福を考案(諸説あり) うにゅううう 1987 フルメタル・ジャケット公開 エウッ エウぅぅぅぅ~ エウッエウッエウぅ~ イース発売 イース 1988 イースⅡ発売 イースⅡ 1989 バッファロー吾郎結成 バッファローゴロオ秘蔵コント集 1990 ふしぎの海のナディア放送開始 作画崩壊で有名 1995 ASKA、晴天を誉めるなら夕暮れを待てをリリース ダイアモンドさえも歳を重ねてる 1997 アイレムソフトウェアエンジニアリング設立 アイレム無理ゲーセレクション 2005 鮒寿司(尾籠憲一)、胎界主連載開始 Web漫画 胎界主 コメント 設置。テスト -- 名無しさん (2015-09-01 22 23 25) 現実世界年表を作ってみました。作中世界年表も現在編集中です。 -- 最初に設置した人とは別人です (2018-04-15 07 04 45) 本編開始前および第一部を更新しました -- 名無しさん (2018-04-15 21 23 10) 第二部追加しました。後は本編へのリンクを貼ったりジャンルごとに色を変えたりしたいです。 -- 名無しさん (2018-04-18 01 27 45) 助かります! -- 名無しさん (2020-07-19 01 55 18) 細部の修正と作中リンクを作りました。第三部の情報はある程度まとまってから追加します。 -- 名無しさん (2020-07-25 17 05 06) 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/yuimio/pages/340.html
ちび澪37話~48話 第三十七話・夢! 唯「やっと放課後だよー」 みお「・・・ゆい」 音楽室 律「そういえばさ。昨日おもしろい夢を見たんだよ」 唯「どんなの?」 律「じゃあその話をしてやるか。ムギ、お茶とお菓子」 紬「了解♪」 律「梓カーテン締めて」 梓「?・・・はぁ」 律「唯、ろうそくとマッチ」 唯「怪談かい!」 第三十八話・3クール目も突破していた! 唯「原作終わったね」 律「つか、唯に一人暮らしは無理だろ」 紬「でも、澪ちゃんといちゃつきたいなら一人暮らしじゃないと」 みお「・・・ゆい」ダキッ 唯「澪ちゃんは多分通い妻だよ」ギュー みお「・・・?」 紬「りっちゃんはどうするの?」 律「澪とルームシェア」 唯「泥棒猫」ボソッ 律「なんか言った?」 唯「言ってないよね澪ちゃん♪」ダキッ みお「・・・ゆい♪」ギュー 紬「泥棒猫」ボソッ 律「どうせ澪とすぐ同棲するだろちくしょー!」 第三十九話・律の夢! 律『くそぉーここまでか!』 怪人『がおー』 律『仕方がない。変身だ!』 怪人『がおー』 律『変身!』 律『ツリーマンd唯「もういいや」 律「・・・・・」 律「ここから面白くなるんだけど」 紬「りっちゃんに変身は似合わない」 律「うるせー」 第四十話・ムギの夢! 律「じゃあムギの夢はどうだったんだよ?」 紬『これが絵○はいりこみぐつね』 紬『入れたわ!』 別世界! これからやる男『それじゃ挿れるよYちゃん』ザクリ 紬『死ね外道が!』グリグリ これからやる男『ごほっごほっ』 Y『あわわ!』 紬『あたしらが身体をマジ合わして良いのは女だけなんだよ』 これから死ぬ男『こふっ』 紬『死ね』 死んだ男『』 Y『ひっ人殺しいいいい!』ガシッ 紬『Yちゃんだっけ?これからアイツの奴隷になりたかったの?違うでしょ?だから怪しい男には近寄ってはダメ。後、ギー太はダメギー子って呼びなさい。じゃないと自称ギー太男が現れるから良い?約束守らないといくら可愛いYちゃんでも殺すわよ。とにかくMちゃんの傍にいなさい。良い?男には近づいちゃだめMちゃんに抱きついてるだけにしなさい』ニコッ Y『わっわかりましたぁ!』ガタガタ 紬『それじゃあね』シュン 琴吹家 紬『後は男の部分をふた○りMちゃんに変えて』カキカキ M【それじゃあ入れるぞ】 Y【やっ優しくしてぇ///】 紬『完成!』パチパチ 紬『さて、次の世界に行くわよ』 紬「って夢」 律「・・・・・」 梓「・・・・・」 第四十一話・梓の夢! 紬「梓ちゃんはどうなの?」 梓「私ですか?私は・・・」 アズリン『追ってはほとんどが港です。今なら・・・行ってください!』 アス○ン『でも君・・・』 アズリン『殺されるくらいなら・・・行った方が良いです!』 アス○ン『は!』バッ パンッ アズリン『きゃあ!』 ○イ『やっぱり逃げるんですか!』 アス○ン『○イ!』 ○イ『俺は許しませんよ!・・・裏切るなんて事を!』バッ アズリン『きゃあ!』 アス○ン『やめろ○イ!アズリンは!』 アズリン『きゃぅ!』 アス○ン『くっ』ババババ ○イ『うっ!』 アズリン『ぁ・・・』 アス○ン『ごめん!でもこのままじゃ君が・・・』グウーン アズリン『うう・・・』ウーン ○イ『○ン!デ○ティニーとレ○ェンドの発進準備をさせろ!』 ○ン『何で!?』 ○イ『逃走犯にMSを奪われた!追撃に出る!』 ○ン『ええ!?』 グ○内 アス○ン『アー○○ンジェルを探す』 アズリン『でもあの鑑は』 アス○ン『沈んじゃいない』 MS内 ○イ『○ン!準備は良いな!?』 ○ン『ああ・・・けど何で・・・また』 ○イ『油断するなよ。追うのはアス○ン・ザ○だ!』 ○ン『ええ!?アス○ン・・・何で!?』 梓「ここで目が覚めました。あっアズリンは私です」 律「・・・・・」 紬「・・・・・」 唯「・・・・・」 第四十二話・唯の夢! 梓「唯先輩はどんな夢見たんですか?」 唯「///」 みお「・・・?」 唯「・・・・・」ボソボソ みお「・・・」ボン 唯「こうなるから秘密だよ///」ダキッ 律「とりあえずどんなのなんだよ?」 唯「えっと・・・恥ずかしいから澪ちゃん抱っこしたままでいいかな?」 梓「さっきから抱いたままじゃないですか」 第四十三話・唯の淫夢! 唯「全年齢版じゃないので♪」 律「お前・・・」 第四十四話・澪の淫夢! みお「・・・・」 唯「澪ちゃんも規制喰らっちゃうんだって」 律「おい!」 第四十五話・抱っこ! 梓「ところで唯先輩。私も澪先輩抱っこしたいです」 唯「いいよ~。はい」 みお「・・・」 梓「・・・可愛いですね」ギュー みお「・・・」ジタバタ 律「澪が苦しそうだぞ」 みお「・・・」ガシッ 梓「いたたたたた」 ブチッ 梓「うぎゃあああ!!」 第四十六話・抱っこ!(紬) 律「梓はサイドツインにしたそうだ」 梓「・・・・自慢の髪が」グスン 紬「じゃあ次は私が抱っこするわ」ヒョイ みお「・・・・」 紬「・・・♪」サワサワ みお「・・・!」ビクッ 紬「・・・」モミモミ ベリッ みお「ゆい~」トテテ 律「あ~あ。澪の体を触るから」 梓「やばくないですか?」 紬(ゲル)「ゲル状になっちゃうの~」 第四十七話・抱っこ!(律) 律「じゃあ私が抱っこするかな」ヒョイ みお「・・・」 唯「・・・・!」 律「おお~澪を抱っこするとなんか心が癒されるな」ナデナデ みお「・・・・」ピョン 律「あれ?」 みお「ゆい~ゆい~」ダキッ 唯「!」パァ 唯「澪ちゃん!」ギュー 梓「・・・・澪先輩は諦めろ」ポン 紬(ゲル)「・・・」ベチョ 律「ムギ、触るな」 第四十八話・抱っこ!(唯) みお「・・・♪」 唯「♪」ギュー 律「・・・」 梓「・・・・」 紬(ゲル)「・・・」 律「えっ終わり?」 NEXT:ちび澪49話~60話 INDEX:短編連続ちび澪小説 BACK:ちび澪25話~36話 戻る TOP
https://w.atwiki.jp/14sure74/pages/180.html
真っ赤な陽が地平線の彼方へと姿を消し、真っ白な月が姿を現し始めた頃である。 ”都”の北側にある出入り口付近で、ある男が治安部隊を集め挨拶を交わしていた。 黒い長髪に丸眼鏡をかけたその男は、出で立ちこそは治安部隊所属のリンカーではあるが、何処か周りとは違う雰囲気を醸し出していた。 彼が隊員達と挨拶を交わしていると、後ろから隊員の一人が走り寄って、彼になにかを耳打ちした。 「・・・時間通りか。・・・流石、ハイン隊長。」 彼は腕を組み、小さく頷いた。 「・・・作戦通り、適度に交戦して道を開けろ。・・・あくまで、’強行突破された’ようにな。」 男の言葉に周りに居た隊員達は一斉に頷くと、其々の持ち場へと素早く散って行った。 男はその中の一人を呼びとめ、口を開いた。 「頃合を見計らい、街道警戒を担当している部隊に緊急の巡回計画変更を伝えるんだ。」 「・・・副隊長の独自判断による物ということですね?」 呼び止められた隊員が、確信めいた物を持っている表情で男に問い掛けた。 副隊長と呼ばれた男は眼鏡を軽く上に押し上げると、小さく頷いて答える。 「そうだ。・・・頼むぞ。」 「了解しました。」 隊員は駆け足で持ち場へと急いだ。 副隊長と呼ばれた男はマントを翻し【ひるがえし】向きを変えた。 (・・・隊長へ報告しにいかねばな。) 男は一息つくと、隊長が居るであろう場所を目指して歩きだした。 ~~~~ 丁度同じ頃、ラスの運転するボックスカーゴは、”都”の北側にある出入り口付近の路地裏で一時停止をしていた。 ラスは身体を捩り後部座席を覗き込みながら話し掛けた。 「・・・この辺りまでが限界ですね。」 「そのよう、ですわね。」 ラスの言葉にアスは小さく頷く。 ラスは申し訳なさそうな表情で口を開く。 「アスさん、こんなことに巻き込んでしまって、本当にすみません・・・。」 「構いませんわ。・・・万が一にも先を越されないためには、彼女についているのが一番ですもの。」 アスは窓の外へ首を向けながら言葉を続ける。 「そ、それに・・・そのっ、ラスさんを守るため、ですもの・・・。」 「・・・えっ?」 「なっ! なんでもありませんわっ!」 ラスに聞き返され、アスは真っ赤になった顔をなんとか誤魔化そうと両手を激しくバタつかせて否定してみせた。 その様子を不思議そうに見つめるラスを見て、最後部座席に居たタクトは呆れた表情で助け舟をだした。 「ほらほら、此処もいつ見つかるかわかんねーんだし、早いトコ準備しちまおうぜ?」 「そっ! そうですわねっ! タクトさん! 対治安部隊用に用意してきた例の輝石、取り出してくれませんこと?」 「ほいきたっ♪」 タクトは荷物の中から輝石を1つ取り出しアスに渡した。 アスはそれを受け取るなり発動させた。 「あ、あの・・・本当に大丈夫・・・ですよね?」 召喚されたのが極普通のアサルトガンであったので、ラスは思わず問い掛けた。 アスは不敵な笑みを浮かべ、アサルトガンの機関部をそっと撫でながら答える。 「この程度のこと、私の手に掛かればこれ一丁で十分・・・」 「そうではなくてですねっ! その・・・撃ってしまったら・・・。」 ラスの心配している事態をようやく悟ったアスは、笑顔で頷いて答えた。 「大丈夫ですわっ♪ 装填されているのは暴徒鎮圧用の特殊な弾丸ですので、打ち所を間違わなければ最悪でも骨折程度で済みますわっ♪」 「そうですか。・・・無茶なことを言ってしまい本当にすみませんが、できる限り、彼らを傷をつけないようお願いします。」 ラスは深く頭を下げた。 「ラスさんは本当に優しい方ですわね。・・・私、”疾風銃狂”にお任せくださいましっ♪ 」 「ありがとうございます。アスさん。」 ラスの屈託のない笑顔に、アスは素早く視線を逸らした。 「わっ! 私はっ、そのっ・・・ラスさんの、そういった所が・・す・・・すす・・・すすす・・・!!」 (あぁんっ! 私にはやはり、貴方は眩しすぎますわぁっ! ラスさぁああぁんっ!) 「・・・タクト、私にもくれ。」 アスの様子を呆れた表情で見ていたネスが、溜め息混じりにタクトに話し掛けた。 タクトは軽く頷いて、アスに渡した物と同じ輝石をネスに渡した。 ネスは受け取った輝石を発動させ、手元にアスと同じ仕様のアサルトガンを呼び出す。 アスは彼女の行動に至福の時間を邪魔され、怒りに眉を小さく痙攣させながら問い掛けた。 「なにをなさるつもりかしらっ? ”化物人間”さんっ?」 「決まってら、こっち側半分は任せろってこった。」 ネスはアサルトガンの銃床を左肩に押し当てるように構えながら答える。 アスは態と大きな溜め息をついてから再び問い掛けた。 「『打ち所を間違わなければ』というのが聞えなかったのかしら? 貴女のような女性【ひと】がそんな真似ができると思って?」 「・・・まっ、なんとかなんだろ。」 ネスは片手で窓を開け、欠伸をしながら答える。 「なっ、『なんとか』って! 貴女という女性は本当にっ・・・!」 「・・・ラス、路地を出たら真っ直ぐ門に向かえ。絶対速度を落とすなよ。」 ラスは軽く頷いて首を引っ込めると、すぐにボックスカーゴを発車させた。 アスは慌てて傍らのスイッチを操作して窓を開けながらネスに怒鳴った。 「ちょっと! 私の話はまだ終わっておりませんことよっ! 勝手に発車させないでくださいませんことっ!?」 「わーた、わーたからほら、・・・早速見つかったようだぜ?」 ネスは悪戯な笑顔を浮かべながら進行方向を指した。 そこには彼女の言うとおり、数名の治安部隊隊員が前方に立ち塞がって即時停車を勧告している光景があった。 アスは大きく溜め息をつき、窓側に身体を寄せながら怒鳴った。 「覚えておきなさいっ! 貴女には他にも言っておきたいことがありますわっ!」 「気が向いたらなっ。」 ネスは窓から身を乗り出しながら答えると、前方の隊員目掛けて発砲した。 殺傷能力の低い特殊弾丸とは言えかなりの衝撃だったらしく、直撃を受けた隊員は一撃で崩れ落ちた。 周りに居た隊員達はその光景を見るなり、手に持ったアサルトガンを次々と咆哮させる。 「ちょっと!! 少しでも閉門を遅らせるため、もっと引きつけてから仕掛ける算段でしたでしょうっ!?」 アスは慌てて窓から身を乗り出して応戦しながら叫んだ。 「いーんだよっ。・・・ホントはとっくの昔に見つかってんだからよ。」 ネスが呟くように付け足した一言に、アスは現状を悟って溜め息をついた。 「・・・やはり、そうでしたの。」 二人の会話に疑問を持ったタクトが、最後部座席で蹲ったまま顔だけ上げて問い掛ける。 「ど、どういうことだ? ネス、アメリアさん?」 「この計画、ハルには既にバレてんだよ。」 「そういうことですわ。私達は今、彼女の思惑通りに動いているんですわ。」 「な、なんだってー!」 タクトの驚愕の叫びで、彼の疑問が解決したことを悟ったアスは、再びネスに怒鳴った。 「でもそれでしたら、なおのことギリギリまで待つべきでっ」 「折角手に入れた特殊弾丸入りのコレ、試したくてしょーがねーって顔で見つめてたのは誰だよっ?」 ネスは勝ち誇った笑みを浮かべながら、アスに問い掛けた。 アスは小さく身体を撥ねさせ、それから慌てて反論した。 「ぅっ・・・そ・・・そんなこと・・・! ちっ・・・違いますわっ!!」 「違わねーなっ。アンタがなんと言おうが、結局、私と同じ類の人間さっ。・・・現に今、ホントは楽しいだろっ?」 アスが言葉を詰まらせたのを確認したネスは、高笑いをしながらアサルトガンを連射させた。 自分は違うと敢然と否定できない自身の性【さが】と、彼女に口論で負けたという悔しさにアスは身体を戦慄かせる。 「この・・・最低・・・女・・・っ!」 アスは呟くように言うと、雄叫びをあげ八つ当たりをするように次々と隊員を撃ち抜いていった。 「・・・っしゃぁ、このまま門まで直行だっ!」 ~~~~ ネス達が治安部隊と交戦を開始して少し時が過ぎた頃、国立中央輝石研究所の一角にある隊長室にハルは居た。 「・・・そろそろ、突破した頃ね。」 ハルは隊長用の座席から、窓の外を眺めながら呟いた。 その傍らで直立不動の姿勢を全く崩さず立っていた副隊長が短く同意の言葉を述べる。 (・・・貴方の決意、見せてもらうわ、ラスちゃん。・・・いえ、ラグ=F=アルガス。私の、最愛なる・・・男性【ひと】!) ハルは徐に席を立つと、一息ついてから副隊長へと向き直り口を開いた。 「全治安部隊に通達、以下の条件を満たす者を危険分子と認定、発見次第拘束、”都”まで連行しなさい。」 ハルは一旦言葉を切り、伏し目がちに俯く。 しかしすぐに勢いよく顔をあげると言葉を続けた。 「暴徒鎮圧用火器系輝石の使用を無条件で許可します。また、激しく抵抗する場合は、現場の判断にて如何なる輝石の使用も許可します。」 「・・・よろしいので?」 副隊長の問い掛けに、ハルは無言のまま振り返る。 そして、なにも聞かなかったかのように言葉を続けた。 「治安部隊の誇りに賭け、必ず捕らえるよう通達しなさい。・・・殺してでもね。」 副隊長はほんの僅かに間を空けた後、短く同意の言葉を発して踵を返す。 (命令である以上、遂行させよう。・・・だが、貴女は本当に、愛する弟が討たれても良いとお考えなのか? ・・・ハイン隊長。) 外へと出るなり、副隊長は全治安部隊へ伝えるため、伝令係に命令内容を伝える。 その最中、隊長室の窓の方を一瞥しながら呟く。 「・・・隊長。」 ~~~~ すっかり陽も落ち、辺りが月の淡い明かりに包まれた頃、ネス達一行は北東へとボックスカーゴを走らせていた。 ・・・否、正確には走らせざるを得なかった。 「・・・ネスさん達の言うとおりですね。」 ラスは呟くように、ネスとアスの『ハルの思惑通りに動いている』という推測を肯定した。 ネスは笑顔で大きく何度も頷くと、自慢げに口を開いた。 「この様子だと、ハルのヤツ。私らにサート地方へ向かって貰いてぇよーだな。」 聞き慣れない地名が飛び出し、思わずタクトは聞き返した。 「サート地方・・・?」 タクトの疑問にラスが慌てて答える。 「かっ、簡単に言えば、協会とダイア・スロンが最も激しくぶつかり合っている地方ですよっ!」 「・・・つまり、超危険地帯ってことだな。」 「・・・つまり、そういうこと、です。」 タクトはネスとアスを取り巻く雰囲気が心なしか爛々している感じがしていたので、何となくこれから向かう地がどんな場所か予想していた。 その予想が見事的中していたことを知り、タクトはラスと同時に大きく溜め息をついた。 「・・・アス。」 突然、ネスは低く僅かな殺気の篭った声音でアスを呼び、真っ直ぐに見据えた。 アスは彼女がこれから言わんとしていることを瞬時に悟り、険しい表情で見据え返す。 「・・・次はもう、容赦しない。邪魔になったら、斬り捨てる。」 それからネスはラスとタクトを一瞥して、呟くように付け加える。 「・・・タクト、ラスもだ。邪魔をするようならば・・・」 「・・・分かったよ。」 (と言っても、恐らくは邪魔をすることになると思うけどな。) タクトはそう言うと一度だけ小さく頷き、それから周りに聞えないように短い溜め息をついた。 アスはネスの言葉を軽く鼻で笑い、真剣な表情で切り返した。 「私も、次は一切、躊躇わず・・・撃ちますわ。」 アスは態と大きな溜め息をつくと、勝ち誇った笑みを浮かべながら言葉を続ける。 「でも、ご安心なさいっ。もし貴女が私の弾丸の前に倒れたとしても、用件を済ました後は貴女の望み通り、彼を冥府へと送って差し上げますわっ♪」 「・・・ほぉー、そりゃぁ頼もしいこったっ♪」 それから程なくして、一行の前にサート地方の象徴とも言うべき山脈がその黒く大きな影を現した・・・。 ~つづく~
https://w.atwiki.jp/magical9/pages/42.html
シルバーリア充疑惑証拠文献 [17 25 22] せふぃるさっきゅん おはよう [17 25 27] せふぃるさっきゅん 今起きた [17 25 30] せふぃるさっきゅん 助けてくれ! [17 26 22] ふじやま なんという生活習慣 [17 26 42] ふじやま 14時に起きた俺を見習え! [17 27 15] せふぃるさっきゅん やべえ [17 27 16] せふぃるさっきゅん すげえ [17 27 18] せふぃるさっきゅん 無理だわ [17 27 27] せふぃるさっきゅん 朝まで女の子とスカイプしてた俺には [17 27 30] せふぃるさっきゅん それみならえねえわ [17 27 46] ふじやま (´゚ー゚`)・・・あっそ [17 28 12] せふぃるさっきゅん (^q^) [17 28 53] まりさ&5つ☆ チャットなのかマイクなのか詳細を [17 29 27] せふぃるさっきゅん マイク(・ω・`) [17 29 37] まりさ&5つ☆ おめw [17 29 44] 最弱全一☆木の実 おめw [17 29 52] せふぃるさっきゅん おめなのか知らんがwwwwwwww [17 30 06] せふぃるさっきゅん 女の子は良い [17 30 08] せふぃるさっきゅん 癒される! [17 30 15] まりさ&5つ☆ 個人で話せたというのなら賞賛しようw [17 30 26] まりさ&5つ☆ グループでならあることはあるけど [17 30 29] 最弱全一☆木の実 女怖いです [17 30 31] まりさ&5つ☆ 個人ではないかなぁ [17 31 02] Trick☆Star ここで、腐女子とBL談義する俺がクマー [17 31 11] せふぃるさっきゅん 個人だクマー [17 31 17] まりさ&5つ☆ 個人か [17 31 21] まりさ&5つ☆ じゃあ [17 31 22] まりさ&5つ☆ おめw [17 31 24] まりさ&5つ☆ だなw [17 31 28] せふぃるさっきゅん 好きなものは好きだからしょうがない! [17 31 31] せふぃるさっきゅん だろ?世界さん?w [17 32 04] Trick☆Star おまwwww 他にも、コードギアスがありました 男の視点と、女の視点で、 絶対にストーリー違うからアレw [17 32 49] Trick☆Star あと、Dグレイマンか… A` [17 33 07] せふぃるさっきゅん なんという世界でしょうか。 [17 33 40] まりさ&5つ☆ なんかとBLと一緒にしたら激しく指摘された記憶があるなぁw [17 34 21] Trick☆Star とりあえず、アニメイトかどっかの腐女子コーナーに連れて行かれて、 色々とショック受けたのは鮮明に覚えている A` [17 35 16] まりさ&5つ☆ 仕方ないと思うぜw ショック受けたあと慣れたんだから・・・結果オーライ? [17 35 46] Trick☆Star アイシールドとか、ブリーチとか、ジャンプでやってるようなマンガのキャラが、 BL用に変換されてる訳だ なんていったらいいんだ あの衝撃はw [17 35 46] アス |w・)せふぃるんはリア充か [17 36 20] ふじやま リア充とか死んでください [17 36 31] アス 埋まるべき [17 36 47] まりさ&5つ☆ リア充が廃絶されるって やっぱ普通なのかw [17 36 54] Trick☆Star 咲夜の抱き枕を俺に譲るべき [17 37 38] アス ( ゚д゚ ) [17 37 43] せふぃるさっきゅん あれはやらねえ [17 37 56] せふぃるさっきゅん 死んでもやらねえ^^ [17 37 59] まりさ&5つ☆ 紅楼夢の魔理沙特化だったと言われたから すべて欲しかったぜ・・・ [17 38 11] アス ニア 殺してでも奪い取る [17 38 12] せふぃるさっきゅん 告白されてもあれを捨てろといわれたらつきあわねえ^ [17 38 23] Trick☆Star よかった いつものせふぃるんだw [17 38 44] まりさ&5つ☆ さすがせふぃるさん・・・やることが筋通ってるな [17 38 45] せふぃるさっきゅん 咲夜>>|絶対領域|>>>>>女子 [17 39 01] せふぃるさっきゅん 癒され度が違う。 [17 39 19] まりさ&5つ☆ 絶対領域好きな私は 咲夜の部分を魔理沙に変えるだけだった [17 39 25] Trick☆Star ってそれ、もう女子いらなくね? A` [17 39 54] ふじやま 周りの女子に『俺には咲夜さんがいるんで!』って言って周ればもっと癒されるはず [17 40 56] まりさ&5つ☆ 布教するのか・・・それとも宣言かw [17 40 57] せふぃるさっきゅん お前ら・・・ [17 41 09] Trick☆Star なんというアドバイスwww [17 41 22] まりさ&5つ☆ せふぃるさんは・・・すでに宣言していたような [17 41 29] せふぃるさっきゅん ほら、例えばラーメンが一番好きな人間でも [17 41 34] せふぃるさっきゅん うどんを美味いと思えるだろ [17 41 34] アス リアルで超えられない壁宣言をしとくんですね [17 41 37] せふぃるさっきゅん そういうことだ(・ω・`) [17 42 24] まりさ&5つ☆ せふぃるさん論でいくと・・・ 咲夜が一番好きな人間でも 優曇華が美味いって思えるだろ って変換かな? [17 42 29] ふじやま そんなこと言って・・・咲夜さんに愛想尽かされても知らんぞ・・・ [17 42 32] Trick☆Star これは… 浮気だ…w [17 43 00] ふじやま 優曇が美味い・・・だと!? セフィル貴様まさか!? [17 43 14] せふぃるさっきゅん 何言ってんだw咲夜さん以外東方キャラ興味薄いからwwww [17 43 37] まりさ&5つ☆ まぁ、私は魔理沙が好きなんで、魔理沙に手を出さないって意味で 違うキャラでも犯るがな [17 43 44] Trick☆Star っていうか、なんで咲夜さんに目覚めたのか気になる [17 43 54] Trick☆Star 答えてくれないか 同志よ [17 43 56] せふぃるさっきゅん でもまぁ可愛いと思うキャラはいるもんだ。違うか [17 44 04] せふぃるさっきゅん 答えてやろう、同志よ [17 44 08] みょみょ@アスの優雅な従者 (みょ・ω・)みょーん [17 44 09] アス まりささんはとりあえず外道ですよNE [17 44 13] まりさ&5つ☆ え~w [17 44 14] みょみょ@アスの優雅な従者 キャーアスサーン [17 44 20] アス きゃーみょみょちゃーん [17 44 21] まりさ&5つ☆ 魔理沙が好きだからしょうがないぜw [17 44 26] みょみょ@アスの優雅な従者 今日は罰ゲーム3戦ですぜ [17 44 34] アス ふぁい [17 44 43] みょみょ@アスの優雅な従者 125.172.238.118 00080 [17 44 54] アス 今日は負けそうだわw [17 45 04] まりさ&5つ☆ 自分の好きなキャラ以外どうでもいいもの って考えだぜ <アスさん [17 45 14] アス 昨日っからどうも立ち回りがおかしいww [17 45 18] せふぃるさっきゅん 咲夜を見たとき、俺は、きっと言葉では言い表せない 「ときめき」みたいなものを感じたんだと思う。 殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れたくなかった、そう感じて咲夜さんが好きになったんだ
https://w.atwiki.jp/14sure74/pages/179.html
ネスは面倒臭そうな表情で問い掛ける。 ハルは小さく溜め息をつくと、これから説明しようとしたと言わんばかりに、淡々と答える。 「・・・治安部隊が駐留する全集落での無断外出禁止、及び主要な街道の交通規制が始まるのよ。」 「ふーん・・・。」 「それに併せて、治安部隊の緊急増員と戦闘用装備の緊急配備も行われているわ。」 「・・・私らにそれに入れと?」 ネスの気だるそうな問い掛けにハルは首を横に振った。 「・・・二人には、もっと別の仕事を頼みたいのよ。」 「別の仕事・・・ってどういうことですの?」 「そうね、一言でいうならば特殊遊撃隊って感じの仕事かしら。私の指示する戦場で、私の出す指令をこなして欲しいのよ。」 「それは別に構いませんが・・・。今から行くんですの?」 アスの問い掛けにハルはゆっくりと頷く。 「そうよ。勿論、現場までの移動手段や諸経費は、私が全て手配するわ。だから、貴女達は・・・」 「・・・ちょっと、待ってください。」 三人の会話に、突然ラスが口を挟んだ。 三人の視線がラスに注がれ、ラスは少しだけ引いてしまう。 しかし、軽く首を横に振って持ち直すと、僅かに前に出て言葉を続ける。 「今すぐって・・・ネスさんはまだ怪我が完治してませんし、アスさんもまだ全快はしてないですよ?」 ハルは溜め息をついて、ラスへと振り向いて答えた。 「・・・ラスちゃん。心配なのは分かるけど、仕事を請けるかどうかは彼女達が決めることよ。」 「そ、それはそうですが・・・でも・・・!」 「・・・私は、構わねーよ。」 「ネスさんっ!?」 ラスは慌ててネスを説得する。 「無茶ですよっ! ネスさんっ! その身体では・・・」 ラスの支援をするべく、タクトは彼の意見に同調することにした。 「そっ、そうだぜネスッ! せめて怪我を治してからだな・・・」 「構わねーって言ってるだろ、ラス、タクト。」 二人は反論をしようとしたが、ネスの冷たい視線に思わず言葉を詰まらせてしまう。 アスはネスの顔を一瞥すると、溜め息混じりに口を開いた。 「・・・私も、構いませんわ。」 「そう、それなら早速・・・」 「・・・今夜まで、待ってください。」 ラスの言葉にハルがゆっくりと振り返る。 「ラスちゃん・・・。それは、貴方ではなく彼女達が決めることで・・・」 「お願いですっ! 今夜まで待ってくださいっ!」 ラスはハルに深く頭を下げた。 ラスの行動にハルは言葉を詰まらせ、立ち尽くしてしまう。 ラスは素早くアスの方を向き真っ直ぐ見据える。 「アスさんも、今夜まで休養を取ってくださいっ!!」 「私なら大丈夫で・・・」 「お願いですからっ! たまには身体を労ってくださいっ!」 ラスの真剣な眼差しに、アスは思わずたじろいだ。 そして、少しずつ頬が赤くなっていくのを感じ、アスは慌てて背を向けて答える。 「わっ! 分かりましたわよっ! そ、そこまで言うのでしたら、しし、仕方ありませんわねっ!」 「・・・ありがとうございます。」 ラスは満面の笑顔で深く頭を下げる。 そして、すぐに真剣な表情に戻りネスの方へ振り向いた。 ネスは顔を合わせるなり、舌打ちをして気だるそうに口を開く。 「・・・断らせて、くれねーんだろ。・・・好きにしろ。」 「ありがとうございます。」 深く頭を下げるラスを一瞥すると、ネスはベッドに倒れ込み、頭を抱えるように寝返りを打った。 ラスはハルの方へ向き直ると、呆然としているハルに問い掛ける。 「これで、文句はありませんよね、義姉さん?」 「・・・う、分かったわよ、ラスちゃん。・・・二人とも、今夜改めて依頼に来るわ。」 頭を下げようとするラスを手で制して、ハルは部屋から出て行った。 ~~~~ 外へと向かう途中、ハルは物思いに耽る【ふける】。 (ラスちゃんが、あんな真剣な眼で私を見たの・・・って。) ハルは出口付近で立ち止まった。 (彼女と旅をすることを伝えにきた時・・・以来だわ。) ハルはゆっくりと俯く。 (私の言うことには素直だったあのコが・・・初めて拒絶したあの時・・・。) その当時、ハルはネスとの二人旅に断固として反対した。 彼女が手当たり次第に因縁をつけて回っていることを伝え聞いていたからだった。 彼女と一緒に居れば、必ず危険な目に巻き込まれる。 それが分かっていて一緒に行かせることなど、ハルには断じて許せなかった。 (あのコ、『どうしても、ついていく』と言って・・・最後には半ば逃げるように行ってしまった・・・。) ハルはゆっくりと拳を握り締める。 (・・・彼女の何処に、そんなに惹かれたというのっ! あんな・・・あんな・・・女の何処にっ!!) 彼もいずれは愛する女性を見つけ、自分の手元を離れていくということは覚悟していた。 確かに悲しいし悔しいが、相手が例えどんな女性であろうと彼の気持ちを尊重するつもりではいた。 だがしかし、流石に彼女だけは認められそうにない。 彼女はまるで性質の悪い物の怪の類に、とり憑かれたかのように戦い傷付いている。 そんな人間に想いを寄せた所で、不幸な結末を迎えるのは明らかだろう。 (・・・できれば、貴方を傷つけたくないの。だから、強引に引き剥がすことを必死に我慢してきたの。) ハルは強攻策を採らない代わりとして、ネスに極秘の仕事を与えていた。 報酬として彼女が知りたがっている情報を提供すると言えば、彼女に断る理由はない。 結果、極秘で仕事を請け負った彼女は、彼を振り回さざるを得なくなる。 流石の彼でも振り回され続ければ、いつかは音を上げてくれると思っていた。 (・・・でも貴方は、必死について行こうとしてる。あの時のように・・・強引に出て行こうとしてる。) 恐らく彼は、今夜にはあの家に居ないだろう。 自分が出ていくなり厳重警戒体制の中、密かに出発する準備をするに違いない。 (もし見つかれば、危険分子として問答無用で殺されても仕方ないというのに・・・。なのに、貴方は・・・。) ハルは俯いたまま、徐に壁に拳を叩きつける。 (・・・ごめんね。・・・そろそろ・・・私っ・・・・・・限っ・・・界っ・・・かもっ!!) ~~~~ 「・・・さて。」 (ごめんなさい、義姉さん。・・・僕はやはり、どうしても彼女の旅についていきたいのです。) ハルが表へと出て行ったのを窓から確認したラスは、一息ついてからネスへ話し掛けた。 「あの、ネスさん・・・」 「好きにしろと言ったろ?」 ネスは寝転がったまま、一言だけ答えた。 ラスは笑顔で頷くと、タクトの傍へと歩み寄る。 「・・・オーケー、大したことはできねーとは思うけど手伝うぜっ。」 タクトはラスがやろうとしていることを悟り、彼が口を開くより先に同意した。 そして、ラスよりも先に扉の前へと立って彼を手招いた。 「助かります。タクトさん。」 「――お待ちなさい。」 二人が部屋の外へと出ようとした矢先、アスが二人を呼び止めた。 二人はアスの方を振り向く。 「私が行きますわ。」 「しかし、アスさんは休養を・・・」 「二人よりは、一人で行動した方が目立たないでしょう?」 「それは・・・そうですが・・・。」 アスの問い掛けに、ラスは言葉を詰まらせてしまった。 アスはその様子を一瞥してタクトに向かって問い掛ける。 「それに、タクトさんはこういうこと、慣れてないのではなくて?」 「ん・・・まぁ・・・そりゃぁそうだけどよ・・・。」 タクトは鼻先を軽く掻きながら苦笑いで頷く。 アスは二人を追い越し、扉を開けて外へとでた。 そして振り返り、満面の笑顔で口を開く。 「・・・私にとって出発準備を整えるのは、休養をとっているのと同じような物ですわ♪」 ラスは観念の溜め息を漏らして応える。 「・・・分かりました。お願いします、アスさん。」 アスは親指を立てて、片目を瞑ってみせると早速行動を開始した。 ~~~~ 窓から見える陽が、地平線の向こうへ沈み始めた頃である。 いつもなら家路に着く者で賑わっているはずの大通りが、今は時々物々しい装備をした治安部隊の人間が通り過ぎるだけであった。 彼らが鳴らす小さな靴音だけが響き、”都”が今までにない緊張感と静寂に包まれていることを物語っていた。 「・・・ただいま、戻りましたわ。」 窓の外を呆然と眺めていたラスとタクトに、後ろからアスが話し掛けた。 二人はアスの方へとゆっくりと振り向く。 「おかえり、アメリアさん。」「無事でなによりです、アメリアさん。」 二人は同時に片手を軽くあげて挨拶をした。 アスは余裕の笑顔で頷くと、担いでいた大きな袋を床に下ろし、中身を広げ出した。 一頻り広げると一度部屋からでて、また新しい袋を持ってきては広げる。 そういった作業を数回繰り返した所で、アスは溜め息混じりに口を開く。 「・・・これで、全部ですわ。」 「おおー・・・よくもまぁこの短時間で・・・流石だぜ・・・。」 「本当に凄いですね・・・アメリアさん。」 二人はアスの手に入れてきた物資の予想以上の多さに舌を巻いた。 一通りの確認を終えた三人は、荷造りの準備に取り掛かった。 その最中、ラスは突然なにかを思い出したかのような仕草をすると、輝石入れから1つの輝石を取り出しアスに差し出した。 「・・・なんですの?」 「えっと、アスさんが出掛けている間に、手持ちの輝石を使って”リンク”しておいた輝石です。」 ラスの言葉で、アスの身体が小さく撥ねた。 ラスは少し恥ずかしそうに上目遣いで頭を掻きながら言葉を続ける。 「その、剣を運んでもらったり、旅支度を手伝って頂いた御礼です。受け取ってください。」 アスは掠め取るように素早く輝石を取ると、その勢いで背中を向けて応える。 「そっ! そんなっ!! わわわっ! 私は、ただっ・・・ラスさんのために、その・・・っ!」 「色々と試行錯誤をしてはみたのですが、ハンドガンしか”リンク”させられなくてすみません・・・。」 「べべっ! 別に、構いませんことよっ!!」 (ラスさんが私のために”リンク”してくれたってだけでっ!! 私はっ!! 私はぁぁっ!!) アスは受け取った輝石をきつく握り締める。 そしてゆっくり輝石入れにしまうと、大きく深呼吸をして勢いよく振り返った。 「大切に、使わせて貰いますわっ♪」 (コレは一生の宝物にしますわぁっ!!) アスの満面の笑顔にラスは笑顔で頷くと、最後の荷物を作り終えた。 その直後である。 「・・・ほら、さっさと行くぞ。」 今までずっと横になったまま、静かにしていたネスが何時の間にか三人の傍らに腕を組んで立っていた。 ラスとタクトは思わず手に持っていた荷物を落としそうになり、慌てて持ち直す。 ネスは大きく溜め息をついて、車庫へと向かいだした。 「・・・って、ちょっと待てよ。まだ経路や出発時間について聞いてないぜ?」 タクトに呼び止められ、ネスは呆れた表情で振り返って答えた。 「聞くまでもねーよ。」 ネスはアスへと視線を移して言葉を続ける。 「強行突破するしかねーんだろ? 違うか?」 ネスの問い掛けにアスは含み笑いで答える。 「・・・その通りですわ。悔しいけど、彼女の敷いた”都”の警戒体制は完璧でしたわ。」 「てーっと、この荷物の量は・・・。」 「・・・強行突破してお尋ね者扱いされても暫くは旅ができるように、ってことだな。」 ネスの言葉に、タクトとラスは顔を見合わせ同時に俯いた。 ネスは不敵な笑みを浮かべ、軽く肩を回しながら言葉を続ける。 「まっ、私とアスがいりゃ大丈夫だ。心配ねーよ。・・・なぁっ?」 「・・・私一人で十分過ぎますわ。」 ネスの問い掛けに、アスは溜め息混じりに答える。 ネスは含み笑いで切り返すと、床に置いてある荷物の半分近くを器用に担ぎ上げ車庫へと降りて行った。 アスがそれを追うように残りの荷物を持って降りていく。 残されたタクトとラスが慌てて、手に持っていた荷物を持って後を追った。
https://w.atwiki.jp/negiijime2/pages/464.html
ーー放課後ーー 本屋「風香ちゃ~んちょっとこっち来てくれませんかぁ~?」 ビクッ・・・ 史伽「おねえちゃん・・・・・」 風香「・・・・大丈夫!すぐ戻ってくるから先に部屋に戻っててね」 史伽「うん・・わかった・・・」 アス「早く来なさいよチビ香!」 風香「じゃあいってくるから」 ーーアス木乃の部屋ーー アス「・・・っとネギはいないみたいね・・・」 風香「いったいなんの用でsきゃあ!」 アスナの鉄拳腹部にHIT!うずくまる風香。前髪をつかんで本屋が自分の方をむかす 本屋「あなたたち最近ちょっと調子に乗ってませんか?知ってるんですよ?あなた達がネギ先生に手を出そうとしてるの」 風香「な・・・なんでそう思うの?僕たち別に・・」パン! 本屋の平手が軽く風香のほほを叩く。もちろん跡が残らないように、だ。 風香「別に僕がなにしようとあなた達には関係ない・・・」 アス「ふーん・・・舐めるなクソガキ!」 っパン!ドスッドス! 風香「痛い!やめて!なんでもするから!」 アス「何でもって言ったわね・・?本屋ちゃんどうする?」 本屋「そうですね・・・・じゃあ史香ちゃんを風香ちゃんがリンチっていうのは?」 風香「!?」 アス「ああそれいいわね」(うわえげつなwwwワロスwwwww) 風香「なっなんで僕が「じゃああなたをリンチ続行でいいかしら?」 本屋「じゃあ・・わたしが史香ちゃんを体育館裏(定番)に呼び出しておきますね。アスナさん」 アス「というわけだからさ、ちゃんと見ててあげるからね」 風香「・・・・」 続く
https://w.atwiki.jp/imperatorgirenv/pages/268.html
番号 略名 正式名 124 トップ トップ 階級 NT値 戦艦 航空 車両 MS MA 少尉 - × ○ ○ ○ × ランク 指揮 魅力 射撃 格闘 耐久 反応 S 10 10 10 11 8 8 A 9 9 9 10 7 7 B 8 8 8 9 6 6 C 7 7 7 8 5 5 D 6 6 6 7 4 4 E すてー 参加陣営 参加時期 離脱 死亡 ジオン公国 最初から 少尉D 味方会話キャラ 敵戦闘時会話キャラ 友好キャラ デル アス 専用機 戦闘前特殊セリフ機体 寸評 トップ隊の女隊長。初期ステータスは低いものの、ランクSまで育てれば中堅レベルになる。第一部の初期から在籍し、死亡・離脱が一切無いのもメリット。ただし、育ち切っても耐久・反応が一桁なので前衛は任せづらいのが難点か。ちなみに原作では追い詰められてゲリラの村人を虐殺していたが、当初は穏便に交渉しようとしていた事が評価されたのか、魅力がそこそこ高い。 うんちく等 08小隊に登場。元々はジオン公国軍・欧州方面軍に所属していた少尉。オデッサの敗戦によってアジア地域まで撤退中であり、民間人の村(実はゲリラの拠点)に食糧徴発に赴いていた。 可能な限り穏便に事を進めようとしていたが、粗野な性格の部下アスが村の少女キキに乱暴しようとしたため、逆上した村人たちがゲリラとしての本性を現し、交戦状態に突入。バズーカがコクピット内に直撃して即死したアスはともかく、デルを引き連れて脱出を図るも、08小隊の介入もあって村人に囲まれて恐怖に駆られたトップはザクに取り付けられた対人兵器(Sマイン)を射出して虐殺を始めたため、シローにトドメを刺されて戦死した。ちなみに、トップ小隊の3人(アス、デル、トップ)の名前の元ネタは、1stガンダムの監督である富野御大による別作品「伝説巨神イデオン」に登場する敵性異星人バッフ・クランの言語で、それぞれ「1(アス)、2(デル)、3(トプ)」という意味。 このページ内で加筆、訂正があり、編集方法が判らない方は、下のコメントからどうぞ。編集が出来る方は気付き次第、編集お願いします。ページ内容編集に直接関係の無い内容は雑談用掲示板でお願いします。 うんちく。漫画、機動戦士ガンダム 宇宙のイシュタムの主人公になる予定だったが結局別人に。物語終盤で彼女と思われる女性が登場する。 -- 名無しさん (2014-02-06 19 09 04) 3人の中でも防御より攻撃寄りの能力なので後列向きだろう. -- 名無しさん (2014-05-28 18 18 59) こんなのに機体まわすくらいなら開発投資するか囮のマゼラトップでも作った方がマシ・・・なのだが、好きなキャラを活躍させられるのもキャラゲーの魅力 -- 名無しさん (2019-05-03 23 46 38) 08小隊小説版では存在が部隊ごとカットされてしまった。良かったのか悪かったのか。 -- 名無しさん (2019-06-20 00 28 59) 優先設定がされているのか、優先的にザクⅠに乗ってくる。専用機が無い為に三期編成だが。 -- 名無しさん (2020-03-09 12 40 10) 隊長であるためか友好キャラのデル、アスと違って初期から格闘限界150を生かせる。余裕があるならシャアザク、グフカス、イフリートを回してもいいし高機動型ギャン、育ってくればバウ、プラン盗めればザクⅢ改なんか与えてもいい。 -- 名無しさん (2021-02-25 02 01 35) ドップに乗るトップ・・・。 -- 名無しさん (2021-02-25 18 43 55) トロッコに乗った・・・。 -- 名無しさん (2021-04-15 22 30 40) 声優繋がりでオールドタイプハマーンと呼称してる、指揮と魅力が高いのでなんとか佐官にしたいが、狙うにしてもスタートが少尉なので副官として活用するに留めるが賢明か -- 名無しさん (2024-03-18 01 13 25) なにか盛大な勘違いをしているようだが指揮10魅力10は全キャラ平均でもジオン平均でも中の下でしかなくとてもではないが優先して佐官に昇格させるレベルではない。ジオンは佐官パイロットが十人単位でいる上にもっとマシな尉官がごまんといる。 -- 名無しさん (2024-03-19 08 30 42) まあ上げたいと思わせるならメンバー構成や初期階級の兼ね合いはあるが12は欲しいな -- 名無しさん (2024-03-19 10 55 16) 公国だと15、6はないとあげたくならないな。フェデリコと同程度の能力のキャラをラルとかシュタイナー等を押しのけてまで階級上げようとはならん。まあ量産機の小隊長が関の山って感じ -- 名無しさん (2024-03-20 00 42 45) マゼラトップに乗るトップ・・・。 -- 名無しさん (2024-04-05 16 32 12) 名前 コメント